保険料控除制度―家計への処方箋②
7月11日付け「日本経済新聞」朝刊の「経済2」面に、「保険料控除 生損保一本化で合意」との見出しの記事が掲載されていました。
要するに、「現行の保険料控除は死亡、医療、介護保険の保険料を所得から差し引く『生命保険料控除』と、個人年金の保険料を差し引く『個人年金保険料控除』に分かれているが、両協会の要望案では両控除を一本化した新しい控除を作り、控除総額を設けた上で死亡、医療、介護、年金などの商品ごとにも控除枠を作る」というものです。
控除の具体的な金額などは、今後詰められるそうですが、例えば、控除の総額が10万円、商品ごとの上限が5万円とすると、死亡、医療でそれぞれ5万円ずつの控除を利用できるようなイメージのようです。
現在の生命保険料控除は、大半が死亡保険で利用されているようなので、死亡保険のみに加入している場合は、総額一杯の控除を受けられなくなる可能性があります。
まだ確定したわけではありませんが、これまで主張が分かれていたままの両協会が歩み寄ったわけですから、この方向で改正される可能性は高いと思われます。
したがって、引き続き、総額一杯の控除を受けるためには、複数以上の保険に加入している必要があるでしょう。



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